
あさひの杜の「作法」
茶道に「作法」があるように
この町にも「作法」があります。
それは堅苦しいルールというより、ともに暮らすために
目に見えるところをひとつのカタチにした約束事のようなもの。
ここに住むみなさんと共に
その作法を守り続けたいと願っています。
町づくりの作法
「あさひの杜」では、美しい町並みを保つための建築協定を定めました。「家」はそこに住まう家族のものですが、景観をつくり出すひとつの要素でもあります。本来、その土地の気候風土に合った建築のカタチがあり、そうして建てられた家々がその地方の町並みをつくり出していました。そんな日本らしい家づくりをリスペクトし、ここに住まうことを誇りに思い、毎日帰るのが愉しみになる、そんな町並みをここ「あさひの杜」では目指してゆきます。
そのために、駐車スペースを道路沿いに設け、ポケットパークとすることを決まり事としました。
現代において、車はなくてはならない存在ですが、駐車していないときにそのスペースがただの空き地になるのでなく、
町並みを形成する重要な空間になるのであれば、それはとても素敵なことだと思うのです。
※パースのように、駐車スペースを統一することで美しい町並みを実現します

家づくりの作法
全体としてまとまりのある外観とします。
□ 屋根の形状や勾配、軒の出を定めます。
□ 屋根・外壁などの素材を統一します。
□ 極力木材を使用し、玄関扉は木製とします。
□ 階数は2階建てもしくは平屋とします(ロフト可)。
落ち着いた色彩とします。
□ 自然素材を基本とします。
□ 外壁色の基準を設けます。
□ 人工物は無彩色を基本とします。有彩色を使用する場合には、彩度を低くします。
美しい佇まいを保ちます。
□ 品位に欠ける新建材は使いません。
□ 道路境界から建物まで2.5m以上離します。
□ 外部設備機器の配置に配慮します。
□ 既成のカーポートは設置できません。
□ 道路を横断する数を減らすよう電気の引っ込み位置に配慮します。